五十肩の症例(痛みで肩が上がらない)

患者様

男性 50代 会社員

 

症状

徐々に肩を動かした際の痛みが増してきた。

洋服を着脱する際の痛み。

高所の物を取る際の痛み。

睡眠中、疼痛により起床する。

主訴

肩凝り。

首凝り。

外転、外旋時痛。

可動域制限。

 

症状改善後の目標

日常生活での痛みを改善し不便のない身体にしたい。

痛みなく野球を楽しめる身体にしたい。

施術内容と経過

初回施術

初回施術時は痛みにより肩関節が90度以上上がらなかった。

肩周りを触ると、筋緊張が強く筋緊張が強く、肩甲骨に指が入らず、可動域も狭かった。

トリガーポイント療法と肩甲骨はがしをすることにより、施術後は120度まで上がるようになり、痛みも半減した。

2回目

初回施術後と比較すると10度程度、肩関節の可動域が狭くなっていた。

洋服の着脱時の痛みは残存するが、高い所の物を取る際の痛みは、気にすることなく出来るようになった。

夜間痛に関しては、血流が悪いのが原因のため、今回は深部筋を剥がすハイボルトと深部を温め血流を促進する超音波を患部にかけた。

施術後は腕が耳につくくらいまで可動域が広がり、着脱時の痛みも半減した。

3回目以降

3回目と4回目は肩の可動域を広げるため肩甲骨はがしを行った。

5回目の施術の際に安定して腕が耳につくまで、可動域が広がった。

肩周りの筋緊張が強かったため引き続き、ハイボルト+超音波療法を行った。

夜間痛み、洋服の着脱時の痛みは、約10回の施術を通して改善された。

可動域と痛みの改善により野球のパフォーマンスも上がり急速もあがった。

同時に施術した症状

肩凝り

眼精疲労

 

 

施術方法

トリガーポイント療法

肩甲骨はがし

広背筋アスター

ハイボルト

超音波

まとめ

はじめは全体的に筋緊張が強くガチガチな状態だったが、お仕事場が近いのもあり合間をぬってコンスタントに来ていただいたため、筋緊張が緩和されるのが早かった。

またハイボルトと超音波を組み合わせた施術をさせていただいたため、効率よく緩和され、良い状態をキープできていたのが、改善につながった。

またご自身も改善したい思いが強く、自宅でのセルフケアを重点的にやっていただいたのもより速い改善につながった。

今もメンテナンスを行いながら野球のパフォーマンスアップと再発の予防に取り組んでいる。

神田鍼灸整骨院2号店