実は、身体に不調を抱える人のほとんどが、自律神経のうち「昼間や活動時に働く“交感神経”」の方が過剰に働いてしまっています。
それにより何が起きるのかというと、免疫力の低下です。
交感神経が過剰に働くと筋肉や内臓がずっと緊張している状態になり、ケガや炎症を起こしやすくなります。
その結果、体液(血液・リンパ液)の流れが悪くなり免疫力が低下し、あらゆる病気を引き起こしてしまうのです。
一説では、体温が35℃以下になるとがん細胞が増殖すると言われています。
一方、交感神経が強まると副交換神経が弱くなってしまうのですが、これは回復力(ケガや病気から自分で回復する力)の低下の原因です。
よって、自律神経の乱れはほぼ全ての健康上の問題に関係しています。
「自律神経の乱れはストレスや心の問題が原因」
そんなイメージはありませんか?
確かにストレスも原因ではありますが、それが全てではありません。
当院では自律神経の乱れの原因を、筋肉や骨格の問題と考えています。
それらによって体内に十分な酸素が巡らないことが原因です。
「自律神経に酸素が何の関係があるの?」と思いますよね。
実は大いに関係があるのです。
自律神経は、細胞内にあるミトコンドリアをエネルギー源とし、脳から司令を受けることで機能しています。
自動車にたとえると、ミトコンドリアがガソリンで、脳が車を操作するハンドルです。
この“ミトコンドリア”と“脳”、2つの栄養源が“酸素”になります。
逆を言うなれば、酸素がなければガソリンもないし、ハンドルも操作をすることができません。
身体を正しく機能させるためには、酸素を取り入れることが重要です。
酸素不足は自律神経の乱れ、しいては不調を引き起こしてしまいます。
「では、たくさん息を吸えばいいのでは?」
そう思いますよね。
しかし、意識してもうまくいかない人はいます。
それは、先ほどのチェック項目に3つ以上当てはまった人です。
身体に必要な酸素を取り入れるための筋肉に異常がある、もしくは歪みなど骨格の問題で酸素の通り道が確保できてない可能性があります。
正しい呼吸ができる筋肉や骨格の状態に、身体を戻していく必要があります。
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神田鍼灸整骨院2号店でございます。